生活文化学科では、我孫子市と連携して9月30日に総務省国際統計管理官永田真一氏をお招きして、国連で定められた「世界統計の日」の年にちなみ、「ガラスの天井を見える化する―事例から考える女性活躍と男性の家庭生活―」のテーマでご講演いただきました。
生活文化学科の学生、我孫子市役所職員、我孫子市民のかたがたが参加し、大変盛況で有意義な会となりました。
総務省の永田先生のご講義を真剣に聞く学生たち
熱のこもったご講演!
永田氏のご講演に続き、総務省の佐藤氏より、行政相談についてご説明がありました。その後、総務省の岩永氏より国勢調査についてのご説明を受けました。
千葉行政監視行政相談センター佐藤世周氏による行政相談についてのご説明
最後はみんなで記念撮影!
■学生の感想(一部抜粋)
?よく男性も子育てをするべきだという意見を聞きますが、男性でも子育ては皆したいことなのでは?と思っています。女性だって子育てより仕事と思っている人もいるので、男性、女性というより、自分の能力にあったこと、自分の意志に見合ったことをする世の中になればよいと思います。
?無意識の偏見によって苦しめられている人がたくさんいると思います。これを減らすには意識を変え、価値観を問い直す教育が必要だと思います。
?永田先生のお話を聞いて、日々の生活の中で、当たり前を問い直そうと思った。
?正義の倫理からケアの倫理へと、世の中全体に広がれば子育てもしやすくなるのではないでしょうか。
?男女差ではなく、人間としての人権尊重、自分らしさを認めていくことが大事だと思いました。
?卒論に向けて、自分のテーマのデータを幅広く自分の思い込みを捨てて、調べてみようと思います。
?今、デジタル教育だけに注目されているけれども、家事のことや人と人との対話の中で生活課題を扱う家庭科をもっと充実させるべきだと思いました。
?家庭科で生活に根差した課題を解決していこうと習ったことを思い出しました。
永田先生から主要な社会領域を広く見渡すことで、統計資料が身近に感じられました。
アンコンシャス?バイヤスに気づいた学生も多かったようです。
永田先生、ありがとうございました!